ファーム案内

野菜づくりへの想い

「おいしい」野菜を口にして、”野菜”でお腹と心を満たしてほしい
自然環境や生き物の力を借りたやさいづくりが最良の栽培方法だと考えます。
それは、野菜が育つ環境が自然環境にとても依存しているからです。
科学的な事実を理解し、自然のメカニズムを利用することで”おいしい野菜”づくりが可能となります。

持続性ある循環型な有機農業の実践
”持続性”と”循環型”な仕組みを作り上げることが社会で求められており、農業においても重要であると考えます。

土作りや野菜づくりだけでなく、食や生活や社会に目を向けて、有機農家として野菜づくりに臨みます。
以上をもって、化学合成肥料・農薬を使用しないオーガニック(有機)栽培にて野菜づくりをします。

生き物の力を借りた栽培

生き物の力を借りた栽培

子供と野菜

子供もおいしく食べられる

野菜づくりと土作り

植物や生き物の持つ力や作用を利用し、防草対策、防虫対策を行っています。
野菜を食害する生き物の天敵を誘引したり、土質や周辺の生き物の生育環境を複雑にするため、必要以上の除草を避け、カバープランツを這わしたり、混植を積極的に行ったりした栽培技術を活用しています。
また、野菜が根を張り育つ土壌、その土作りもしっかり行います。
私たち日頃口にすることが出来る材料から作られた堆肥のみ、栽培する野菜の種類や時期や前後の作付け履歴を考慮し、使用する量をコントロールし畑に施します。
土と野菜と環境をしっかりみた無理の無い野菜作りを行っております。

堆肥作り

不要とされてしまう有機物を再資源化し、おいしい野菜づくりに使用しております
日頃の活動や身近なところから手に入れることのできる良質な有機物をブレンドした堆肥作りです
<主原料>
・ビール麦   :地元所沢のクラフトビール工場から引き取っています
・食品コンポスト:マルシェ出店時に各家庭のコンポストを引き取っています
・コーヒー豆  :カフェから排出されるコーヒー豆を引き取っています
・米糠     :店舗にて精米時に出る米糠を引き取っています
・食品コンポスト:各家庭でのコンポストを受取っています
・卵の殻    :各家庭や事業者からの卵の殻を受取っています
<副資材>
・街路樹の剪定枝:粉砕されたチップを引き取りに行っています
・里山の落ち葉 :市内の森から集めています
・雑草や枯草  :夏と秋に草刈りをしたものを引き取っています


<協力して回収をしているお店>
所沢ビール :ビール麦を全量都度引き取っています
RAD BROS CAFE :コーヒー豆を毎月1回全量引き取っています
山形県飯豊町アンテナショップ IIDE :米糠を毎月1回全量引き取っています
マルシェ :皆様の食品コンポストをマルシェ出店時に引き取っています

おいしい野菜

”おいしい野菜が食卓に彩を添える”
色々な特徴を持った野菜は、畑にて季節折々で私たち生産者に「おいしい」をアピールしています。
小さい子供から大人までが、風味、色味など五感をフルに使って”おいしい”を実感できる野菜を畑から食卓に届けます。
目で彩を、野菜を箸にとって香りを、口に入れて味を楽しむ。
旬の野菜を味わい、また、来シーズンを待ちわびる。
spice up for life

畑の紹介

すべての畑は、トラクターでも3分程度で移動できる距離にあります。
土質や立地、周辺環境を考慮して、畑に名前をつけました。

拠点ハウス(ハウス3棟) 7アール(700㎡)
出荷作業、苗作りとハウス栽培をする拠点

川の畑↑ 10アール(1,000㎡)
拠点ハウスに隣接する東京都との境に隣接する柳瀬川に近い畑

山の畑↑ 75アール(7,500㎡)
空気が澄んでいる時には富士山を眺望できる見晴らしの良い生産のメインとなる畑

池の畑↑ 30アール(3,000㎡)
東京都の清瀬金山緑地公園の池に近い畑

水の畑↑ 35アール(3,500㎡)
拠点ハウスに一番近い畑で、水が確保しやすい畑

ファーム概要

ファーム名

オーガニックファーム所沢農人(のうと)
親しみの持てる口にしやすい(聞きやすい)農場名にしました

栽培方法

オーガニック(有機)栽培
・良質な有機質堆肥(もみ殻と食品残渣を堆肥化)のみを使用 【肥料分を低くコントロールすることがポイント】
・無化学肥料・無農薬栽培 【生き物の相互作用や周辺環境を含め野菜を育てる】

多品目露地栽培
年間150品目以上の旬の野菜を生産

農地・農場

埼玉県所沢市本郷 (東所沢エリア)
耕作面積: 157アール(15,700㎡、1.57ヘクタール);4ヶ所
施設  : ビニールハウス;3棟(300㎡)

代表者名

川瀬 悟 (かわせ さとる)
小さい頃より両親の家庭菜園の手伝いをしながら、自然と野菜のおいしさにひかれていった。
大学生以後、社会人まで長期の休みを利用して主に、長野県、千葉県、埼玉県、愛知県の農家を訪れ農作業体験をする。

 

プロフィール

2005年3月東京農業大学森林総合科学科を卒業し、同年4月北海道大学大学院環境科学院森林圏環境学コースに入学。
森林生態学、多様性生物学、植物社会学などを学び、2007年3月修了。

2007年4月株式会社INAX(現LIXIL)に入社し、物流部に配属。
配送オペレーション業務、新規課題立ち上げ、大規模災害対応や輸送品質向上などに従事し、2016年12月同社を退職。

2017年1月株式会社風の丘ファーム(埼玉県小川町)にて農業研修生。
多品目の有機栽培技術を学び、2018年3月終了。

2018年4月より埼玉県所沢市にて新規就農。

2020年4月より所沢市本郷にて認定新規就農。

メールアドレス

office@tokorozawanote.net

周辺環境

所沢市は、東京都清瀬市や東村山市に隣接し、都心からも20キロ圏内にあり埼玉県南西部に位置しています。
西武線やJR武蔵野線で新宿や池袋へのアクセスが良く人口34万人を超える埼玉県では4番目に大きい都市です。

狭山丘陵の一部を有し、畑や茶園も広がっており、古くから里芋作りが盛んです。
所沢は「野老沢」とも書かれ、「野老」とはヤマノイモ科の「トコロ」のことで、
「沢(さわ)」に多く生育していたことからトコロザワと呼ばれるようになった、との説もあり、市章は「野老(ところ)」の葉が描かれています。

最寄り

JR武蔵野線   東所沢駅より徒歩で15分
西武新宿/池袋線 所沢駅より車で20分

アクセス

Instagram(インスタグラム)

 tokorozawanote